簡単にできる?YouTube動画制作のリアルな現実第1部

第1部:「簡単」「短時間」と言われる情報の落とし穴

YouTubeのハウツー動画では、しばしば「YouTube動画は簡単に作れる!」「短時間でできる!」といった言葉が飛び交っています。しかし、実際に動画制作をやってみた身としては、それがどれほど現実とかけ離れているかを痛感しました。

確かに「スライド動画を作るだけなら簡単」という話は一理あります。
しかし、タイトルの工夫、サムネイルのデザイン、ナレーションの調整、動画の流れを考えること、そして何より「視聴者にとって価値があるものを作る」ことが必要になります。

特に、「バナーやサムネイルを作る作業」 も大きな負担になります。

  • 目を引くデザインを考えるのが難しい
  • CanvaやFreepikを活用するにも、どんなデザインが最適か悩む
  • 色の組み合わせやフォントの選択に時間がかかる
  • 文字のレイアウトを調整するのに試行錯誤が必要

さらに、「ナレーションを入れる」という作業も簡単ではありません。

  • AI音声を使う場合でも、自然な発音になるよう調整が必要
  • 音読さんの無料プランではクレジット表記が必須
  • スライドごとにナレーションを作成し、動画の長さと合わせる必要がある
  • 音声ファイルを編集しながら、動画のリズムを調整する手間がかかる

「誰でもすぐに収益化できる!」と煽る動画も多いですが、実際にはYouTubeの収益化条件(チャンネル登録者1000人&総再生時間4000時間)をクリアするには、相当な努力と戦略が必要です。

簡単に収益化できるものではありません。たかが、2分程度の動画を作成し、アップロードするだけでも大変ですよ。

こんな簡単な動画を作るだけでもどれだけ時間がかかることやら。

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第2部:動画制作に必要な「本当の手間とコスト」