物と人間は違う 一方通行ではあるが・・・ 人間が年をとるのは減価償却ではない |
||||
●人間も物も確かに一方通行であるが・・・ 人間は生まれた瞬間から死に向かって歩いている。 人間が死ぬ確率は100%である。 賭けで自分はいつか「死ぬ」OR「死なない」というものは成り立たない。 価値という観点から見てみたらどうだろうか? 家、車、パソコン、高級時計・バックなども中には未使用でプレミアが付き、購入時より高い価値になるものはある。 しかし、それは稀。恐らく99.9%以上のものは使えば使うほど、時が経てば経つほどその価値は失われていく。 だから、減価償却というものが存在する。 しかし、年を取るごとに減価償却していくだけの人間でいいのだろうか? ●魂の成長・修行と考えたらそういうわけにはいかないが・・・ 人間は死んだらそれで終わりなのか、肉体だけ滅びて魂はずっと行き続けて輪廻転生というか、また次の肉体に宿り 成長のための修行をつづけるのか。 私には見えないし、わからないのでなんとも言えないが。 人間は死んだらそれで終わりなら、刑務所に入らなければいけないような犯罪を犯しては自由を奪われてしまうことに なってしまうので避けるだろうが、周りの人のことを省みず、周りの人に迷惑をかけて自分の欲望のままに生きるという 生き方でかまわないというかそのように生きるのが自然というものだろう。 しかし、肉体だけ滅びて魂はずっと行き続けるのなら、その魂が成長できることをやっていくということが現世でのテー マになるし、欲望のまま人に迷惑をかけて生きるのではなく、自ら行動・経験し、自分の血となり肉となるようにする必 要はあるが、それは自分の欲望のまま人に迷惑をかけながら行うということではないはず。 ●考えるのではなく行動するのが大切では・・・ 考えるのではなく、自ら行動・経験しなければ、なにも身に付かない。 学生で就職超氷河期とか失業したあと就職先がないとかで自殺を考え、行動するというのも悪くはないが、自殺するな ら、自分だけでしろよ。人に迷惑かけるなよ。自分でそっと人に迷惑をかけることなく自殺を図るならそれはそれでいい かもしれない。 しかし、最近は「生きていくのが嫌になった」ということで人を道連れにしたり、先に他人に危害を加えるような事件が多 い。 苦しいのも魂の成長のためなわけだから、本当は自殺をするというのもおかしな話だし、他人に迷惑をかけながらとい うのは言語道断であろう。 苦しいことだからより魂の成長につながるわけだから、それを乗り越えるための行動をしっかりすることが悩みの解消 にもなり成長につながるとおもうのだが。 ●占いを使って・・・ 確かに「大難を小難へ」、「小難を難なしに」というものありかもしれないが、「大難」を経験すればそれはそれでその人 にとって、大きな成長につながるだろうし、それを「小難」にすることで大きな成長の機会を奪うことになってしまう。 また、「小難」を経験すればそれが成長につながるのに、「難なし」にすることで成長の機会を奪ってしまう。 良くないことが起こるのであれば、占いを使って事前に知っておきたいそうすれば、対処の方法もあるという人もいます が、そもそも良くないことという考え方自体を変えていった方がよいでしょう。 出来事というのはある節目には必ず起きるもので、それを境に大きく成長する。そんな成長の機会を奪ってしまうこと は占いの本当の使い方とは・・・ ●『宿命』と『運命』 「宿命」は変えることができないもの 「運命」は自分の努力で切り開いていくもの の二つがあり、 「宿命」は70%から95%など大部分を占めていると言われているが、 性転換の手術もあるが、男に生まれれば男だし、女に生まれれば女だしこれは変えることができないし、国籍を変える ことができても日本で生まれたという事実は変えることはできないし、親は変えることができても生みの親を変えること はできないし、今の時代にその場所で生まれたという事実を変えることはできないし。 結局、生まれた瞬間に決まっているということが性別であったり、その時代その場所であったりと重要な部分を占めて 『宿命』と呼ばれる部分が大部分を占めているというだけで、 実際に、その宿命という土台の上で自分の努力で『運命』切り開いていくのが人間の使命であり、それが魂の成長につ ながるはず。 ●命術のような占いでも表されるように・・・ 占いを例にすると 占いの情報・・・『宿命』(土台) 占いの情報を基に自分の生活を見直したり、人間関係に役立てること・・・『運命』を切り開くこと ●結局一方通行であるのは変えられないが・・・ 自分で『運命』を他人に迷惑をかけることなく、切り開いて、自分が死ぬ瞬間にやり残したことはないとは言えな いけど、いろいろ経験して魂の成長につながったかもと思えるような生き方ができればそれでいいじゃないの。 |